ドライアイを改善するローヤルゼリー

涙の量を増やしてドライアイを改善するローヤルゼリー

ローヤルゼリーは「万病に効く万能薬」と呼ばれていて、加齢によって引き起こされる不調を改善する効果が期待されています。近年の研究では老化現象の一つであるドライアイへの有効性が示されています。
ドライアイはさまざまな要因によって涙の分泌量が減少して目が乾燥する病気です。単に違和感や不快感が引き起こされるだけでなく、目の表面が傷ついて視力低下に繋がるため、早めの対策が必要です。
ローヤルゼリーにはアンチエイジング効果が認められていて、アミノ酸などの有効成分によって涙の量を増やす効果が期待されています。
実際にドライアイの自覚症状を持つ方を対象に行った臨床試験で、涙の量が増えることが確認されています。中高年の方はドライアイ対策にローヤルゼリーを摂ると良いでしょう。

ローヤルゼリーのアンチエイジング効果はドライアイにも有効

ローヤルゼリーのアンチエイジング効果

人間は年齢を重ねるごとに細胞の働きが低下して老化が進んでいきます。老化の抑制には、たんぱく質、アミノ酸、ビタミンB群などの栄養素を積極的に補給する必要があります。
ローヤルゼリーにはこれらの栄養素がバランス良く含まれていて、アンチエイジング効果が期待されています。その中でもアミノ酸は体内で素早く吸収されてエネルギー源として利用されます。
アミノ酸から作られたエネルギーが全身の細胞に供給されることで、新陳代謝が促されて老化の抑制に繋がります。ローヤルゼリーには体内で合成できない必須アミノ酸9種類を含めて、24種類ものアミノ酸が含まれています。
たんぱく質は体内でアミノ酸に分解されて利用されます。ほかにもエネルギー産生効率を高めてくれるビタミンB群も豊富に含まれています。

関連記事:アンチエイジング効果が期待されているローヤルゼリー

涙の分泌に必要なATPの生成を促す

ローヤルゼリーに含まれるたんぱく質やアミノ酸は、体内燃焼システムに取り込まれることでATP(アデノシン三リン酸)に変わります。
ATPは細胞の小器官であるミトコンドリアによって作られる、生活活動に不可欠なエネルギーです。このATPの存在が涙の分泌量維持に関わっていることが最近の研究で明らかになっています。
ドライアイモデルの動物の涙腺を調べたところ、ATPが減少していることが確認されたのです。これは老化によってエネルギー産生効率が低下しているためと考えられています。
さらにローヤルゼリーを摂ることで、老化によるミトコンドリアの減少が抑制され、ATPの量が増加することが示されました。
ローヤルゼリーが持つアンチエイジング効果によって、エネルギー産生が正常化することが関係していると考えられています。

臨床試験によって効果が示されている

ローヤルゼリーの効果は、ドライアイの自覚症状を持つ方を対象に行った臨床試験によって示されています。
ドライアイの治療方法はこれまで点眼以外にありませんでした。体の内側からドライアイを改善するローヤルゼリー食品の開発が検討されています。

【ローヤルゼリーの効果を示す試験結果】

ドライアイの自覚症状を持つ20~60歳の男女36名に、生換算(※1)でローヤルゼリー1200mgを含む食品または偽薬を、1日3回、8週間摂ってもらいました。
摂取前、摂取4週間後、8週間後に、ドライアイを評価する眼科検査を実施し、アンケートでドライアイの自覚症状を回答してもらいました。
その結果、ローヤルゼリーを摂った方は涙の量が増えることが確認されました。さらにドライアイが引き起こす実用視力(※2)の低下が、摂取4週間後には有意に改善されることが確認されました。(参考元1)

(※1)ローヤルゼリーは乾燥させることで成分が濃縮される。そこで加工を最小限に抑えた生ローヤルゼリーに換算した量が摂取目安量として使われる。
(※2)一般的な視力検査を1分間継続して実施して、最高、最低、平均視力などを算出する方法。

参考元1:山田養蜂場の酵素分解ローヤルゼリー ヒトのドライアイ改善効果を確認 -第15回日本抗加齢医学会総会で発表- 株式会社山田養蜂場みつばち健康科学研究所

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